食べ物は体を作る、のは正論であるのだけど。
食べ物は心を作る、というのもありだと思ってます。
そしてまた食べ物は記憶を作る、というのも。
食べ物をどうとらえるかは人それぞれで、これが絶対に正解というのはないのではなかろうかと思うんですよね。
そのベースの考えが違う者同志が「食べる」事について話をしても、きっと平行線。
どちらも相手に不満をもってしまい時には相手を批判するという行動にまで発展してしまう危険があるんじゃないでしょうか。
批判されるのは気分も良くないし、そんな議論は消耗する。
だから、食べ物に対しての思いが違う人とは「食」に関して話はしない方がいいんじゃないかな。
あえて目を向けないでいいんじゃないかな。
それぞれが思う方向で幸せを感じていればいいじゃない。
自分にとってのベストが相手にとってのベストとは限らないのだし。
健康を考えて食べてる人は健康な体を作って維持していくことを幸せと感じているだろうし、それはそれで正解。
「おいしい!」ってうきうきしながら食べることが好きな人は、その食べる瞬間が幸せと感じているだろうし、これはこれで正解。
誰かが作ってくれた食事、誰かと食べた物、初めて食べた食べ物、うわっマズ…って思った食べ物、それらを楽しい思い出・面白い体験の記憶として幸せ気分になることも、これまた正解。
正解は一つ、じゃないよね。
算数の足し算の答えじゃあるまいし。
とりあえずは「自分にとって幸せ」ベースで生きていけたらいいなと思います。